マザー牧場へのお出かけ必見！子供を連れてのおすすめの回り方！

皆さんは千葉県にあるマザー牧場をご存じでしょうか。

様々な動植物とのふれあいやフルーツ狩り、動物によるショーを見ることができる千葉県を代表する観光地で、毎年多くの家族連れで賑わいます。

鹿野山の上に広大な敷地を有するマザー牧場ですが、子供を連れてのおでかけの場合、回り方が非常に重要です。

子供が歩くには牧場内は広大なため、あらかじめ回り方を決めておかないと歩き疲れてしまいます。

せっかくの旅行なら時間に余裕を持って家族みんなが楽しめる旅行にしたいですよね。

そこで今回は3児のパパであり、マザー牧場の年間パスポートを持っている私が、子供を連れたマザー牧場でのおすすめの回り方を紹介します！

マザー牧場とは

マザー牧場は千葉県富津市の鹿野山に広がる250万平方メートルの広大な牧場です。牛や羊、アルパカやラマなど10種類以上の動物がいます。

様々な動物と触れ合えるだけでなく、ここでしか見れないショーや乳牛の乳しぼり体験などがあります。

また、動物だけでなく、チューリップやネモフィラ、ペチュニアなど季節ごとに様々な植物が一面に広がり、広大な牧場を彩ります。

さらにマザー牧場にはグランピング施設もあり、宿泊者限定の体験イベントも用意されています。

基本情報

マザー牧場は広大

まず把握しておかなければならないのが、マザー牧場は上下に広いということです。

マザー牧場は鹿野山の上に位置しており、その広さは250万平方キロメートルあります。そして山の上にあるため牧場内は高低差がかなりあります。

上下の移動は主に徒歩となりますが、下から上に向かう場合傾斜も結構あるため子供にとっては徒歩となるとかなり疲れます。

牧場内には提示で運行するバスもあるため、そちらを使うこともできます。

ただバスの運行も時間や収容人数が決まっているため、乗車人数が多いとバスを使わずに歩かなければならないこともあります。

マザー牧場のベストな回り方！

マザー牧場のおすすめの回り方は、体験やショーをエリアごとにまとめて行うことです。

マザー牧場はこぶたのレースが行われる「まきばゲート」と羊の毛刈りのショーが行われる「山の上ゲート」の上下に分かれています。

このエリア間の往復は、坂道があるためできるだけ各所でできる体験をまとめて行ってからの移動がおすすめです。

まきばゲートでできる体験は午前中で行い、山の上ゲートでできることは午後にするといった回り方がおすすめです。

牧場内のどの体験も午前と午後行われます。（ひつじの大行進のみ11時30分からの1日1回のみです）

そのため、それぞれの体験を午前と午後でまとめて動いた方が、短い時間で多くの体験をすることが可能です。

移動距離も短くて済むため、子供の体力にも配慮して回ることができます。

マザーファームツアーDXは利用しない？

トラクターに乗って牧場内を回るマザーファームツアーDXもマザー牧場の魅力です。

こちらもぜひご利用をおすすめしたいのですが、こちらは所要時間が1時間と長く、ご利用は当日予約の先着順となっています。

マザーファームツアーDXを利用するとその分他を回る時間が少なくなり、残った時間で回ろうとするとどうしても無理が出てしまいます。

私としては初めてマザー牧場に来るのであれば、まずはおすすめする5つを回り、2回目以降でマザーファームツアーDXに参加していただきたいと思います。

それではおすすめのプログラムを紹介します！

ベストな回り方でおすすめのイベント5選

では具体的にどの体験を選んで回ればいいのか。私がおすすめする体験は次の5つです。

まきばゲート：こぶたのレース

まず最初におすすめするのはマザー牧場で大人気のこぶたのレースです。

これは3歳から小学6年生までの子供が参加できるレースです。

子供とこぶたが1ペアとなり、6組のペアで一斉にスタートし、1番を競うというものです。

このレースの魅力は、勝敗はこぶたの気分に大きく左右されるというところなんです。

レースが始まるとこぶたはいろんな動きを始めます。

一直線にゴールを目指すこぶたもいれば、動いては止まったりを繰り返すこぶた、その場から一歩も動かないこぶたなど。

そのため参加する子供が走るのが得意であったとしても、必ずしも1番になれるとは限らないんです。

子供たちは何とかこぶたを走らせようと頑張ります。お尻を押したり、「走ってー」と声を出したり、怖くて触れなかったりと。

子供たちのそうした反応も親としてはとても微笑ましく、子供の頑張る姿に感動を覚えます。

こぶたのレースは1日2回、各回に12組のペアが出場することができます。1日3回行われるため36人の子供が選ばれます。

子供が少ないときは選ばれやすいのですが、土日は非常に込み合うため倍率はとても高いです。

平日であったとしても学校の遠足で団体さんが来ることがあります。そうすると平日であっても土日と同じ倍率になることもあるためやはり選ばれるのはいつでも難しい印象があります。

だからこそ選ばれて参加できた時の思い出は格別なものになります。

上手く出来ても出来なくても後で振り返るといい思い出になること間違いなしです！

乳牛の手搾り体験

次におすすめするのが「乳牛の手搾り体験」です。

乳牛2頭に対して2列に並び、順番が来たら牛の乳搾りを体験できるプログラムです。

この体験は年齢制限はなく家族全員が参加できるプログラムです。そのため、家族みんなでドキドキやワクワクといった体験を一緒に共有することができるプログラムとなっています！

普段柵越しに見ている牛。その乳を搾るというのは、子供達からすると怖かったり、興味津々だったりと反応が様々です。

子供だけじゃなく大人にとっても乳牛の手搾りは初めてという人も多いのではないでしょうか。

親としても手搾り体験は新鮮なため、家族そろって初めての体験ができるので、とてもおすすめです！

こちらは年齢制限がない分、子供の年齢によっては乳を搾る際に手が届かないといったことがあります。

その時は抱っこして手を伸ばしてあげるなど補助が必要です。

ふれあい広場

ふれあい広場はこぶたのレース会場の横にあります。

ここではカピバラ、マーラ、リクガメと触れ合える体験広場となっています。

いつでも入退場が自由なため、ちょっと時間を潰したい時にも使えます。

ここの動物はみな穏やかな性格なので、牛に触れなかった子供もここなら自由に小型の動物に触れることができます。

手洗い場も多く、石鹸が脇に置いてあるので、触った後はすぐ手を洗うことができます。

このふれあい広場のすぐ上にはうさモルタッチというウサギとモルモットに触れる小屋があります。

こちらもウサギやモルモットに触れることができるので小さな子供向けのふれあい体験ができる場所となっています。

うさモルタッチは現在15名の入れ替え制で行われているため、少し並ぶこともありますが、比較的すぐに案内されます。

山の上ゲート：シープショー

次に山の上ゲートにあるアグロドームで行われるシープショーを紹介します。

このショーでは19の国からやってきた羊がステージに登場します！

各国の羊の特徴について説明を聞くことができ、羊1頭1頭の顔立ちや大きさも様々であるため見ててとても面白いです！

そして一番の見どころは何といっても実際に目の前で羊の毛を刈るショーの迫力です！

羊を仰向けにして毛を刈るショーは、やさしくゆっくりと毛を刈るのではなく、ものすごいスピードで刈っていきます！

その姿は豪快であり圧巻です！ショーの座席は自由席となっているのでぜひ最前列で見てほしいです！

この毛刈りが終わったショー終了後はステージに上がることができるようになっており、紹介された羊やショーで登場した牧羊犬に触れることができます。

そしてなんと先ほど刈った羊の毛を持ち帰ることもできるんです！

ステージ終了後ステージ上はすぐに人でいっぱいになってしまいます。

前列に座っていればすぐに登壇できる上に、刈った毛を持ち帰れるので、やはり前列に座ることをおすすめします！

アヒルの行進

アヒルの大行進は沢山のアヒルが私たちの足元を駆け巡る迫力あるショーです。

飼育員の方が円形に並んでいるお客さんの足元に餌を巻きつつ回るため、アヒルが足元を駆け巡ってきます。

アヒルの数も走るスピードも、そして距離感もとても近いため、その光景に圧倒されること間違いなしです！

このショーではアヒルが足元まで走ってくるので、足を大きく広げるとなんと股下を走ってくれます！

アヒルは小さいため幼稚園児年長の私の娘でも足を広げれば、アヒルが通ることができました！

このショーはアヒルの走る姿がとても可愛いんです。

特に走り回る後ろ姿。お尻をフリフリ左右に振りながら走るその姿はとても可愛いです！

迫力と癒しをくれるこのショーは先ほど紹介したシープショーのすぐ後に開催されるため、シープショーに続けてぜひ参加してみてください！

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「マザー牧場へのお出かけ必見！子供を連れてのおすすめの回り方を紹介！」を紹介させていただきました。

遠方からの来場では中で楽しむ時間が少ないかもしれません。

牧場内を効率的に回って少しでも多くのプログラムを楽しめればと思います。

マザー牧場にお出かけされる際はぜひ参考にしてください！