関東エリアに家族旅行でおでかけする場合、マザー牧場はおすすめの観光地としてよく紹介されます。
動物とのふれあい体験をはじめ、様々なイベントを楽しむことができるからです。
しかし、マザー牧場に初めて行く人からすると「他の動物園と何が違うの?」「わざわざ南房総にまで行くほどの魅力があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
確かにマザー牧場は関東エリアの中でも下の方に位置しているため、時間を掛けてまで行く価値があるのか。子供が楽しめるような場所なのか?疑問に思いますよね。
そこで今回は3人の子連れパパで、マザー牧場の年間パスポートを持っている私が、家族旅行でおすすめのマザー牧場の魅力を4つ紹介します!
関東エリアでお出かけするならマザー牧場がおすすめ!
マザー牧場は千葉県富津市の鹿野山に広がる250万平方メートルの広大な牧場です。牛や羊、アルパカやラマなど10種類以上の動物がいます。
様々な動物と触れ合えるだけでなく、ここでしか見れないショーや乳牛の乳しぼり体験などがあります。
また、動物だけでなく、チューリップやネモフィラ、ペチュニアなど季節ごとに様々な植物が一面に広がり、広大な牧場を彩ります。
さらにマザー牧場にはグランピング施設もあり、宿泊者限定の体験イベントも用意されています。
関東エリアでマザー牧場をおすすめする4つの魅力
家族旅行におすすめするマザー牧場の4つの魅力を紹介します。
- 子供が主役になれる体験がある
- 他の動物園にはない動物との圧倒的な距離感
- 植物の織りなす壮大な景色
- 1年を通して多彩なイベントが催される
それではおすすめの理由を紹介していきます。
子供が主役になれる体験がある
魅力の一つとして「子供が主役になれる体験が多い」ことが挙げられます。
マザー牧場のイベントには「子ブタのレース」「乳牛の乳搾り体験」など子供が自分の力で行うプログラムがあります。
子ブタのレースでは子供達だけで子ブタのお尻を叩いてゴールへ誘導します。これは親の力を借りることなく、自分の力でやり遂げなければなりません。
牛の乳搾りでも実際に牛の乳を自分の手で握って搾ります。自分の力で母乳を絞る体験をすることができます。
このようにマザー牧場では、親が主導となるのではなく、子供達が主役となって行うプログラムがあります。
一般的な動物園のようにただ見て終わるのではなく、動物とのふれあいを通じて成功体験を積むことができるんです。
この経験を通じて嬉しいのは子供だけではありません。親にとっても子供の成長を感じることができる感動体験でもあるんです。
最初は一人では何もできないかもしれません。動物が怖くて動けなかったり、親と離れるのが嫌で泣いてしまうかもしれません。
しかし、以前はできなかった子も2回目に行ったときには「やってみる!」と自分でやろうとする姿に親としても感動があります。
我が家も長女が初めて子ブタのレースに参加した時は、何をすればいいのか分からず戸惑っていました。
しかし、上手くできなくても2回目に出れた時には、レースで1位になろうと頑張っている姿が見れました。
次女は牛の乳搾りが怖くて私と一緒に搾っていましたが、2回目では自分一人で一生懸命搾っている姿を見て子の成長を感じることができました。
このようにマザー牧場では子供が主役となれる体験を通じて、この成長を親は感じることができるんです。
動物園にはない圧倒的な距離感
マザー牧場が他の動物園と大きく違うところは、動物との距離感が圧倒的に近いところなんです!
マザー牧場には様々なプログラムが用意されています。先に紹介した「子ブタのレース」「乳牛の乳搾り」は実際に動物に触れることができます。
他に「アヒルの行進」があります。これは沢山のアヒルが私たちの足元を行進していくというものです。
「シープショー」ではアグリドームという場内で世界中の様々なヒツジが壇上に登場しショー終了後は壇上に登ってヒツジの角や身体に触ることができます。
さらにショー終盤ではヒツジの毛刈りを行い、なんとここで刈った毛は持ち帰ることができるんです。
このようにマザー牧場では、開催されるほとんどのプログラムで動物との距離を間近で体験することができ、触れることができるんです!
アヒルの行進では長女は自分の足を大きく広げて股下を通過するアヒルの集団にとても感動していました。
次女はシープショーで刈られたヒツジの毛を一目散に走って取りに行き、笑いながら「持って帰るー」と嬉しそうに袋に詰めていました。
一般的な動物園では動物を囲いの外から眺めることがほとんどではないでしょうか。
牛の乳に触れたり、世界各国のヒツジの角に自由に触れる動物園がありますでしょうか。
刈ったばかりのヒツジの体毛を実際にその場で拾って持ち帰れる動物園がありますでしょうか。
マザー牧場ではこうした動物との圧倒的な距離感が他にはない魅力となっています。
植物の織りなす壮大な景色
マザー牧場は動物だけでなく、四季を通じて様々な植物が咲きます。初夏はネモフィラやコキア。ペチュニア。冬は水仙、春は菜の花など色とりどりの植物がマザー牧場の丘を一面に彩ります。
一色に統一された丘を見たときは、その圧倒的な光景に目を奪われます。
マザー牧場には動物だけでなく、こうした植物の写真を撮ろうと多くの人がカメラを持って訪れます。
長女も咲いている花を「キレイ!キレイ!」と言って私のカメラを奪い取り、何枚も写真を撮っていました。
マザー牧場では一年を通して10種類ものお花畑を見ることができます。
お花の特徴や好きな色、好きな形など子供と一緒にお花をテーマに話題を広げると、旅行の思い出が強く印象に残ります。
ホームページにてどの花が咲いているのか、年間スケジュールが掲載されているので、旅行に来る際は、好きなお花畑が見れるかどうかのチェックもしてみてはいかがでしょうか。
1年を通して多彩なイベントが催される
マザー牧場の魅力は動物だけではありません。
動物とのふれあい以外にもマザー牧場では様々なイベントが催されています。
その一つに「味覚狩り」があります。
マザー牧場では1月から5月までの間、いちご狩りを実施しています。立体型7段式水耕栽培という栽培方法を用いており、子供から大人まで様々な高さに合わせて栽培をしています。
いちご狩りをするのに子供を抱っこしたままは疲れますよね。子供の身長に合わせた高さにいちごがなっているので、子供は自分のペースでいちご狩りを楽しむことができます。
夏はブルーベリー狩りも行っており、秋はさつまいも掘りも行っています。
味覚狩りの他に、クリスマスの時期にはイルミネーションはもちろん、「クリスマストレイルラン」を実施しています。
これはマザー牧場内の5km1周のコースを4周します。合計20kmのハーフマラソンを走る競技が催されます。
ただのランニングではありません。マザー牧場らしくアルパカや羊を見ながら走ることができます。
小学4年生から参加できるため、家族揃って走ることもできます。給水所ではいちごケーキなどがふるまわれ、大会後はジンギスカンパーティが待っています!
ただの牧場ではなく、家族そろって楽しめるイベントが催されているのが最大の魅力となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「関東エリアのおでかけ必見!家族旅行でマザー牧場をおすすめする4つの魅力を紹介!」ということで、マザー牧場の魅力を4つご紹介させていただきました。
- 子供が主役になれる体験が多い
- 他の動物園にはない動物との圧倒的な距離感
- 植物の織りなす壮大な景色
- 1年を通して多彩なイベントが催される
マザー牧場は、1つ1つの体験が子供にとっても大人にとっても初めての経験となることが多いので、家族そろって楽しむことができます。
関東に観光に来る際はぜひマザー牧場に行ってみてください!
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